社会人にとって英語は身につけておいたほうがよいスキルの1つと言われます。
しかし日々の日常レベルでは英語を使う機会が少なく、勉強する必要性を感じません。
社会人になった当初は英語ができず、色々と苦労しましたが、英語を勉強することで、海外の人とコミュニケーションがとれるようになりました。
英語力が向上したことによって、どのようなメリットが生まれたかについて経験をもとにして話したいと思います。
仕事の幅が広がった
ビジネスをする相手が、日本から、日本を含む世界へと広がりました。
ターゲットが日本の顧客から、世界の顧客へと変わります。
市場規模としては、日本の人口が1.2億人に対して、世界の人口が79億人のため、人口換算では66倍ほどのポテンシャルがあります。
といっても、単純に日本の66倍の市場規模があるわけではないですが、日本市場より世界市場のほうがポテンシャルがあるのは確かです。
自分の活動が世界のどこかにいる人に影響を与えることができるというのは、すごいことですね。
私は自分の携わったプロジェクトが、世界の代表する研究機関によって論文になったことが誇らしく思っています。
そして、一緒に働く同僚が日本から、世界へと変わります。
アメリカやイギリスやインドの人はもとより、フランスや中国などの母国語が異なる人たちも英語でやりとりできます。
お互い母国語ではないときは、会話がスムーズにいかないときもありますが、ビジネスではWin-Winのゴールに向かって話すので、分からないことは聞いたり補足しあいながら話を進められます。
各国にはそれぞれ、文化・習慣があるため苦労する点もあります。
例えば苦労する点としては、期日を守らないことが当たり前だったり、納得しないことは上司から言っても絶対にやらなかったりします。会議では感情をぶつけて怒って会議を出て行ったりすることもありました。
締め切りが金曜日なのに、金曜日の午後は家族との時間だからといって、提出しないで帰っちゃうこともあります。
大変な一面もありますが、そういった文化・習慣をある程度理解して、乗り越えて進めていくことに充実感があります。
また、時差の関係で、共通の時間で働く時間少なく苦労することもありますが、メリットとしては、自分が仕事を進めて後は任せるというリレー方式ができます。自分が寝ている間に仕事が進んでいます。とても効率がいいです。
世界各国に同僚ができると、世界相手に仕事をしている感が出てます。
世界の市場に対して、世界の同僚とともにビジネスをすることができるため仕事の幅が広がります。

海外の人とのコミュニケーションが楽しい
英語が分からない時は、コミュニケーションが非常に怖いです。
相手が何を言っているか分からないため、相手の期待に応えることができず、相手を落胆させ、自分は落ち込みます。
英語力があがると、何を言っているか分かるようになるため、より深くコミュニケーションができるようになります。
コミュニケーションができるようになると、ビジネスの話も充実しますし、趣味や家族などのプライベートな会話もすることもできます。
英語力が上がる前は、携帯のアプリに、海外の人から電話やチャットが来ることが恐怖でしかなかったのですが、
英語力があがってからは、日本のラインと同じような感覚で電話したり、チャットをするようになっています。
社会人にとって英語を学んだほうがよい理由。英語が話せない恐怖の例 | よぴぞうちゃんねる (yopizo.com)
海外での友達ができた
日々のやり取りではリモートが多いですが、プライベートの会話が増えると、友達のような感覚になっていきます。
趣味や家族の話をするうちに、その人となりが分かりより理解することができます。
現地で実際に会うと、家に招待してくれたり家族に紹介してくれたりします。ホームパーティやバーベキューなんかにも呼ばれたりします。
海外での結婚式にも呼んでくれたことがあります。
逆に日本にきたときは、ご飯や旅行に連れて行ったりします。
自由時間を一緒に過ごすようになると、友達ですね。
英語が話せなくてビクビクしていた時代を考えると、海外の友達ができることなんて想像していなかったです。
海外にも友達ができると、人生がより充実します。

まとめ
今回は、英語力が向上したことによって、どのようなメリットが生まれたかについて経験をもとにして話しました。
社会人になった当初は英語ができず、色々と苦労しましたが、英語を勉強することで、海外の人とコミュニケーションがとれるようになりました。
英語力をあげることは大変ですが、仕事の幅が広がったり、多種多様の人と会話できるようになることで、人生の質も向上するのではないでしょうか。