
なぜあれにお金を使ってしまったのだろうと、後悔したことはありませんか?
私はたくさんありました。
いろいろと経験し、調べて、考えて、一つの型を練り上げました。
その型とは、お金を使う前に、自分自身にあるシンプルな問いかけをするだけです。
今回は、あとでなるべく後悔しないために、お金を使う前に私が実践していることをご紹介します。
この記事が、お金を使った後に後悔している人や、少しでも節約したい人の参考になればと思います。
後悔しないお金の使い方をするためには?
前提として、お金を使う対象は大きく2種類あります。
- 必ず使わないといけないお金(生活のお金など)
- 必ずしも使う必要のないお金
生活をするうえで必要な食費や光熱費など、「必ず使わないといけないお金」に関しては、お金を使う前に悩むことは少ないですし、お金を使ったからといってあとで後悔することは少ないです。
今回は、お金を使う前に悩むような、ある程度自分で使うかどうか判断できる「必ずしも使う必要のないお金」に関してフォーカスします。
魔法の問いかけとは?
「必ずしも使う必要のないお金」を使う前は、使うかどうか悩んでいると思いますので、
そのときに自分自身に問いかけます
「このお金はなんのために使うのか?」と。
それだけです。
バシッと答えが出てこればいいのですが、多くは答えがでてきません。
そのため、そのお金が下のグループのどれに属するのかをあてはめてみます。
- 投資
- 浪費
- 無駄金
投資は、新たに価値を生むもの。
浪費は、自分の欲望を満たすもの。
無駄金は、使う意味のないもの。
です。
使う順番のおすすめは、
投資 > 浪費 >無駄金
です。
詳しく見ていきましょう。
投資とは?

投資のグループとは新しく価値を生むものです。
価値とは、知識や、健康や、時間など、新たにプラスとなるものが得られるものです。
例えば私の場合は、本(=知識)であったり、ランニングシューズ(=健康)であったりします。
知識をえることで、生活が豊かになります。また、仕事の効率をあげ生涯賃金がをふやせるかもしれません。
健康を維持することで、病気の苦しみや不安をやわらげたり、回避することができます。
認識しにくいですが、時間も重要です。
私は車を持っていますが、車で買っているのは時間です。
歩いたら通勤時間が5時間かかるところを、車で30分になっています。
車を買うことによって、時間という価値を得ています。
時間を得ることで、リラックスしたり、家族と過ごす時間を得ることができます。
お金を使うものが投資のグループに入るものは、人生を豊かにできるので、私は積極的に使っていきたいと考えています。
浪費とは?

浪費のグループとは、自分の欲求を満たすものです。
欲求とは、自分がどうしてもやりたいことや、他人から認められたい思いなどです。
例えば私の場合は、ゲームや銭湯(=自分がどうしてもやりたいこと)であったりします。
人によっては、ブランドの服や装飾品(=他人から認められたい思い)であったりします。
浪費をすることで、自分の欲望が満たされますから、ストレスが発散できます。
浪費グループに対して、お金を使うことを否定するつもりはありません。
浪費することで、自分の欲望が満たされて、ストレスが発散できるのであれば、よいお金の使い方と思います。
重要なのは、浪費していると分かっていて使っているかどうかです。
浪費していると自覚せずに使うと、さいげんなくお金を使ってしまいます。
自分でコントロールしつつ使うのがよいと思います。
お金を使うものが投資のグループに入るものは、ストレスが発散できるので、私はコントロールしながら使っています。
ここまで投資グループと浪費グループがでてきましたが、両方に重なるものもあります。
その場合は、どちらのほうがよりそのグループに近いかを考えてみてください。
無駄金とは?

無駄金グループは、使う意味のないものです。
使う意味がないのに、使う人がいるのかと思われるかもしれませんが、残ながら使っています。
例えば私の場合は、DVDの遅延金や銀行ATMの手数料であったりします。
ちょっと早く返してれば遅延金が発生しなかった、手数料無料ではない夜にATMで引き出してしまったなどです。
突発的なこともあるとは思いますが、多くは前もって準備をしておけば、払わなくてすんだお金です。
大した金額ではないと思いますが、お金を捨てているようなものだと私は思っています。
また、普段から無駄金の出費を繰り返してしまうと、無駄金を払っているということが普通の状態になってしまいます。
そうすると無駄金をどんどん捨てていることに、気づかなくなってしまいます。
そんなことにならないよう気を付けましょう。
お金を使うものが無駄金のグループに入るものは、お金を捨てていると思っているので、私はできるだけ払わないようにしています。
節約の点でいうと、この無駄金をできるだけ使わないようにすることがおすすめです。
一つ一つは大した金額ではないと思いますが、チリも積もれば山となります。
無駄金を減らすことで、そのお金を別のところに回すことができます。
人によってグループは異なる
お金の使うものがどのグループに入るのかは、個人で異なります。
私が、投資だと思っていることも、他人にとっては浪費と思うことがあります。
例えば、私は旅行は見分を広げられる投資グループだと思っていますが、人によっては遊びにいっているので浪費グループと思うでしょう。
また、美容エステは、私にとっては無駄金グループと思っていますが、多くの女性にとっては浪費グループ、人によっては投資グループになると思うでしょう。
まとめ
今回は、あとでなるべく後悔しないために、お金を使う前に私が実践していることをご紹介しました。
「このお金はなんのために使うのか?」とお金を使う前に問いかけるだけです。
そのさいに、そのお金が「投資」「浪費」「無駄金」のどのグループのどれに属するのかをあてはめてみるとよいと思います。